時短勤務はフルタイムと比べると、収入がだいぶ減ってしまったり、大きな仕事を任せてもらえなかったり、昇給が遠ざかったりと、収入や仕事の面ではデメリットが大きいかもしれません。
ただ、時短勤務を取っている人が多いのも事実。
上の子1歳で復帰したときから時短を取り続けている私(よし子)が、時短勤務のメリットについてとことんお伝えします!
この記事は決して、フルタイムを否定するものではありません。
工夫されてフルタイムと子育てを両立されている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
私はまだ時短を取っていますが、みなさんがご自身にあった働き方を見つけられますように願っています。
この記事はこういう方にオススメです。
・時短勤務かフルタイムかどっちで復帰をしようか悩んでいる
・フルタイムが大変すぎて時短勤務を検討している
時短勤務のメリットは、一言でいうと、フルタイムよりも「時間がある」ということです。
では、平日たった1~2時間時間があるとなにができるでしょうか。
時短勤務で生み出した時間で何ができる?
子どもと一緒に遊んだり、他のママさんと話す余裕がある
仕事がはやく終われば、保育園帰りに子どもが「公園に行きたい!」といっても、少しだけ遊ばせてあげたりできます。
下の子が通っている保育園では、16時台のお迎えのママさんたちは、だいたい近くの公園で30分~1時間くらい遊ばせて帰ったりしています。
また公園まではいかなくても、早いお迎えのママさんたちは少し余裕があるので、お迎えのときに会ったら世間話をしたりして帰ることもあります。
残業で、18時~19時お迎えくらいになると、みなさんさーっと帰っていかれるので、時短を取っていると他のママさんとコミュニケーションが取りやすいということもあります。
それをメリットと感じるか感じないかは人それぞれだと思いますが、私自身は他のママさんと話せる時間は貴重だと考えています。
また、家に帰ってからも少し余裕があれば、子どもと一緒に遊んだり、一緒にお風呂にゆっくり入ったりすることができます。
子どもにさみしい思いをさせづらい
フルタイムで夜遅くなると、場合によってはお迎えが最後のほうになってしまって、お友達はみんな帰ってしまい、先生とマンツーだった、ということもあるかもしれません。
下の子が通っている保育園は、延長をしている人が1人くらいしかいなくて、
17~18時くらいの間ににお迎えの方が多いです。18時を過ぎるとかなり遅い部類になります…
保育園によるかと思いますが、お迎えがはやい人ばかりの保育園だと子どもがいつも最後で寂しい思いをしてしまう可能性があります。
お迎えがはやく公園で遊んで帰っているのに、自分は最後まで保育園に居残り…となると子どもの心情的にも大きな差がありますよね。
(年中さんや年長さんだと子ども同士でそれがわかってしまったりします)
子どもの勉強などを見てあげれる
幼児さんでも、知育やおうち英語、通信教材などの時間や、小学生になると学校の宿題や学校以外のお勉強の時間が必要になります。
保育園では勉強的なことはやってくれないところがほとんどだと思うので、家での学習を進めたいと考えている方は時短をとって少し余裕があると良いでしょう。
我が家では、おうち英語(DWEなど)や、通信教材(Z会、ポピーなど)、くもんなどを取り入れているので、やはり時短で時間があると助かっています。
自分自身が疲れにくい
フルタイムで仕事をして、子どもたちにご飯を食べさせて、お風呂入れて、合間に家事をしたり、寝かしつけをして…となると、毎日フル稼働で疲れてしまいます。
時短ならば、フルタイムと比べて、少し余力を残して次の日を迎えることができるのではないでしょうか。
フルタイムだと、より時間に追われるため、気が張っていて余計に疲れるということもあるかと思います。
平日毎日全力で過ごして、独身ならば土日に休めますが、子どもがいると休日も休むひまはありません。
どちらかというと平日できないことを土日にしてあげなきゃ…ということで休日が忙しいという方も多いのではないでしょうか。
となると、平日毎日フル稼働で働いているのに、自分が休めるひまはなく、「一体いつ休めばいいのか」と思ってしまうこともあるかもしれません。
もちろん、外注(ベビーシッターなど)や実家義実家を頼るというのも手ですが、最初から時短を取るというのも一つの解決策です。
子どもの睡眠時間の確保ができる
フルタイムだとどうしても夜遅くなりがちで子どもの睡眠時間が十分に取れないケースがあります。
できれば小さいうちは20時、21時には寝かせてあげたいですが、フルタイムで家に帰って19時過ぎとなるとそこからご飯を食べて、お風呂に入って、寝かしつけをして…と時間が全然足りないですよね!
下記のようなデータもあり、母親の労働時間と子どもの睡眠時間の相関関係が見て取れます。
母の労働時間が長くなるほど、午後10時以降に寝る子の割合が高くなっている。
母の1週間の労働時間別に子の就寝時間をみると、午後10時以降に寝る子の割合は、母の労働時間が「20時間未満」が35.5%、「40時間未満」が41.2%、「60時間未満」が43.9%、「60時間以上」が49.3%となっており、労働時間が長いほど、割合が高くなっている。
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ご飯の支度、買い物ができる
平日夕方~夜にかけて時間があると、夜ごはんや、翌日の下準備、子どもと一緒に買い物にいくといった余裕ができる場合があります。
私も平日子どもとスーパーなどへ買い物にいくことがありますが、フルタイムだったらそんな余裕がなさそうです。
保育園のあと病院に連れていくことができる
呼び出しほどではないけど、例えば咳をしていて「念のため病院でみてもらってください」と保育園から言われるケースがあります。
フルタイムの場合、そこから病院へ行くことは難しく、翌日休みを取っていく、というのも負担ですよね。
時短勤務でお迎えが17時~18時くらいであれば、18時~19時くらいまでやっている病院もあるので、保育園帰りに病院に連れていくことも可能です。
保育園のあとに役所などに連れていくことができる
前述の病院のほかにも、役所関係はだいたい17時までかと思いますが、
時短勤務で16時台に追われる人は、例えば住民票や印鑑証明書を取りに行ったりといった役所にいかなければいけない用事を保育園帰りに済ますことができます。
マイナンバーカードを持っていればコンビニでも取得できるようになったのでこちらのメリットは薄くなっているとは思いますが、どうしても役所にいかないといけないことがあったりすると、休みを取らずに平日に行けるのは助かりますね。
「はやくはやく」と子どもに言わなくて良い
フルタイムで帰ってきて子どもを20時21時くらいには寝せたいとなると、ごはん、お風呂、明日の支度、など最低限のことしかできなくなりますよね。
その分、のんびりマイペースなこどもに「はやくして」と怒りたくなることもあるかと思います。
時短の場合は、フルタイムの方に比べて夕方~夜にかけて少しゆとりがあるので、そこまで子どもを追い立てる必要性がないかもしれませんね。
子どもに気分よく接することができる
心の余裕がないと、子どもに厳しく当たってしまったりしませんか?
会社では嫌なことがあっても嫌な顔を見せないなど、自分を演じることができても、なかなか家庭でそのように接することって難しいですよね…?
私は家庭ではイライラなどが表にすぐでてしまいます…
時間のゆとりがあることで子どもを必要以上に急かすこともなく、子どもともじっくり接することができると思います。
「子は親の鏡」ともいわれるので、なるべく気分よく接したいですよね☆彡
twitterで聞いた時短ママの現状
いつまで時短にする?
時短勤務をしているものの、いつフルタイムに戻すべきか悩みますよね!
なるべく引き延ばすのがいいのか、子どもの成長などにより少しゆとりができた時点でフルタイムに戻すべきか…
twitterでお聞きした結果がこちらです。
13名の方にご回答いただきましたが、
・小学校卒業まで…5名
・小3まで…1名
・小学校入学まで…2名
・3歳まで…2名
といった結果でした。
ご回答いただいた中では「できる限り長く取る」といった方が多かったです。
小学校卒業までとなると、1歳で復帰したとして10年以上時短を取り続けることとなり(下の子がいたらもっと長い期間)、仕事やキャリアの面からは影響も大きそうですが、
子どもや家庭のことを第一に考えると、時短を長く取ることも悪くないですよね。
時短でも残業はある?
定時で帰る方と、できる範囲で残業する方がちょうど半々という結果でした!
残業をするかしないかは職場環境に寄りけりだとは思いますが、「残業は一切しません!」ではなく、会社の雰囲気に合わせて必要なら残業をする姿勢が望ましいと個人的には思います。
まとめ
以上のように時短を取ることで、心の余裕が生まれ、人生のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させることもできるかもしれません。
子どもがいてもフルタイムでバリバリと仕事をすることが好きな人や、周囲や外部の協力が得られる人はフルタイムでも良いと思いますし、「仕事をしつつも家庭や子育てを少し優先する(時短取得)」というのも選択肢の一つです。
私は「お金より時間を取りたい」という想いで、時短勤務を継続しています。
ただし、時短を取得・継続する場合でも、「取れる権利があるから」といって権利ばかり主張してしまうと、会社の人から疎ましく思われる原因となってしまいます。
「時短勤務」というキーワードで調べると下記のような悲しくなるキーワードがたくさん出てきます。
「時短勤務 やめてほしい」「時短勤務 むかつく」「時短勤務 うざい」などなど…
そう思われないためにも、時短を継続する場合の心得ついても書いているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
時短ママの平日のタイムスケジュールはこちらをご覧ください☆彡
みなさんの時短勤務のお話しもよかったら聞かせてください♪
メリットだらけの良いことばかり書きましたが、時短のデメリットについてはまた今後書きたいと思います。
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